「レーウェンフックの顕微鏡」のつくりかた
この記事では、レーウェンフックの顕微鏡作成キットの作成方法についてご紹介していきます。
ちいさなお子様はおとなの方といっしょに作ってください!
(お手元に本サークル作成のDNAストラップ作成キットがない場合でも、似たような材料を用いて作成することは可能ですので、是非お楽しみください!)
顕微鏡というと、大きかったり、高かったり、動かせなかったりするイメージがあるかもしれません。
しかし、歴史上で初めて微生物を顕微鏡で観察したオランダの科学者、レーウェンフックは、ガラス玉1つで小さい顕微鏡を作って観察していたのです。
アントニー・ファン・レーウェンフック (1632-1723) Wikipediaより
今回は、そんな過去の偉人と同じ方法で、身の回りの小さいものを観察してみましょう!
(作業は難しい部分もありますので、質問等がいつでもなんでも聞いてください。)
・材料
真ん中に小さい穴の空いた1mm厚スチレンボード、真ん中に穴の空いた工作用紙、1~3mmのガラス球、セロハンテープ
・方法
〜レンズプレートの作成〜
まず、小さい穴の空いた板(スチレンボード)に、ガラス球をはめこみます。この際ガラスビーズ、がきちんと穴にハマっていることを確認します。
〜プレパラートの作成〜
次に、真ん中に穴の空いた工作用紙にセロハンテープを穴を覆うように、貼ります。このセロハンテープの粘着面に試料(観察するもの)を貼り付けます。
〜観察①〜
レンズプレートにプレパラートを上から重ね、試料が上に来るようにします。レンズプレートとプレパラートの距離を近付けたり、離したりしてはっきり見える位置を探します。この際、レンズをなるべく目に近づけ、暗い場合は明るいほうを向きます。※太陽は絶対に見ないようにしてください。
〜観察②〜
レーウェンフック顕微鏡をスマホやタブレットの内カメラの上におき、光が入る位置にセロハンテープなどで固定し、上からライトをあてます。プレパラートをひっくり返したり、押し付けたりして、はっきり見える位置を探すと、写真を撮影できます。