「DNAストラップ」のつくりかた
この記事では、DNAストラップ作成キットの作成方法についてご紹介していきます。
ちいさなお子様はおとなの方といっしょに作ってください!
(お手元に本サークル作成のDNAストラップ作成キットがない場合でも、似たような材料を用いて作成することは可能ですので、是非お楽しみください!)
お詫びとお知らせ1(2024年10月27日(日)13:00更新)
10月27日(日)に清水公園前ソライエ広場にて販売・配布した「DNAストラップ」制作キットですが、一部に部品点数の不足しているものがありました。不足がありました方はブースにて交換をさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申しあげます。
お詫びとお知らせ2(2024年11月25日(月)16:30更新)
本ページの一部に誤りがありましたので、訂正いたしました。また、内容をさらにわかりやすく更新しました。
参考にしたサイト「DNAストラップを作ろう」気になる遺伝子 https://idenwatch.com/dnastrap/
突然ですが、DNAと聞いて思い浮かぶ形はありますか?
「いらすとや」より引用。
遺伝子について少しでも触れたことがある方なら、きっとちょうど上のイラストのように、2本の鎖の間に4色の「塩基」が並んでいる様子が思い浮かぶものと思います。
今回はこのDNAの構造の簡単な模型として、一緒に綺麗でかわいらしいストラップを作っていきたいと思います!
最後に説明が書いてあるので、是非最後まで読んで下さいね〜
・材料
針金(65cmほど)
ストラップ金具
銀色の筒(1個)
赤・緑・黄・青の筒(各6個ずつ)
透明・青色ビーズ(各26個ずつ)
※SCOPEで配布している材料にはビーズは27個封入しています。
・制作時間目安
30分〜1時間
それでは、作り方を紹介していきたいと思います。
まず、材料は以下の通りです。
それでは、手順の紹介です。
①針金を半分に折ります。
この際、折った先をしっかりと尖らせることが大切です。
②ストラップ金具を通し、金具の近くのワイヤーをねじります。
③「銀色の筒」を取り出し、②でねじった部分にかぶせます。
④銀の筒の根元を開いて折り、ワイヤーで銀の筒を固定します。
この際、親指で折り目を押してクセをつけるとより上手にできます。
⑤ストラップ金具側のビーズを固定する作業に入ります。この作業は一番端にくるビーズ2つのみで大丈夫です。
まず、片方に青色の丸ビーズを通し、下の写真のように輪をつくります。
⑥筒1本分くらいの長さ(大人の小指の爪の横幅くらいの長さ)をとって、針金を引っ張り輪を締めてビーズを固定します。
反対側、ビーズの入っていない側にも同じように白(透明)のビーズを通し、針金を締めて固定します。
⑦下の図のように、水色の側には透明ビーズを透明の側には水色ビーズを入れます。この際、手順⑤⑥のような固定は必要ありません。通すだけで大丈夫です。
⑧筒を2色選び、下の2枚の写真のように通します。今回は赤/青を選んだので、赤/青と黄/緑がそれぞれペアになります。
⑨2本の筒を通したら、よく締めて筒の端で針金を折ります。
⑩下の2枚の写真のように、「青→透明」のビーズの側には「青→透明」を、「透明→青」の側には「透明→青」のビーズを通します。
ここからは、下の「ストラップ作りのきまり」の通りにこの作業を繰り返します。
ペアの組み合わせが合っていれば、筒のセットを入れる順番と向きは自由です!
オリジナルの「塩基配列」(=並び順)をつくって遊んでみましょう!
筒を12セット分使い終わったら、下の写真のようにビーズに針金を通します。
一番下のビーズの固定がおわったら、以下のようにビーズに針金を通します。
そのまま針金を引っ張り、上の写真のように通します。
(上級者向け)針金に余裕があれば上の写真のように通しても良いでしょう。
最後に、上の写真の向きに引っ張りながらねじって癖をつければ完成です!
[解説]DNAの構造について
作り始める前に、簡単にDNAの構造について解説をします!
DNAの構造は、下図のようになっています。
これを再現するために、ストラップも同じ作りをしています。
筒の色の数と同じ4種類の情報(アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4つ)で、人の体のほぼ全てはできているのです。このことからDNAは「生命の設計図」と呼ばれているのです。
自分のからだの設計図に想いをはせながら、DNAストラップを眺めてみてはいかがでしょう。