紫キャベツで酸性アルカリ性を見分けよう

今回は、紫キャベツを使って色の変化を見ていきます。

↓2025年9月21日にイオンモールむさし村山で実施した際の実験資料(内容拡大版)はこちらから!↓

【フルカラー5p版】紫キャベツなのに紫色じゃない?! inイオンモールむさし村山<ダウンロードはこちら>

液体が酸性・中性・アルカリ性どの性質であるかを見極めたい時に使う物がpH指示薬です。

小学校で習うpH指示薬には、「リトマス試験紙」「BTB溶液」「フェノールフタレイン溶液」など様々な物がありますが、今回は「紫キャベツ」を使って色の変化から酸性・中性・アルカリ性を調べていきます。

 

用意する物

  • 紫キャベツ
  • 包丁orピーラー
  • ざる
  • コップ
  • pHを調べたい液体 →(レモン水、重曹水、洗剤、牛乳、炭酸、などがオススメ)

 

作り方

①紫キャベツを千切りにします。

千切りや包丁を使うのが苦手な人は、ピーラーを使うと上手に千切りができます。

  

②沸騰した湯の中に千切りにした紫キャベツを入れて約10分煮ます。

③お湯が紫色になったら火を止めてざるでこして煮汁を取り出します。

 ’’完成!!’’

 

実験方法

紫キャベツの煮汁とpHを調べたい液体をコップに入れて色の変化を観察します。

同じ液体でも入れる量を変えて色の違いを観察したり、違う色同士を混ぜてみるもの良いです。

※塩素系の洗剤と強酸の洗剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生します。大変危険なので、絶対に混ぜないでください。家で実験を行うときは、「混ぜるな危険」と書いてあるものは使わないようにしてください。

考察のポイント

同じような色になる液体にはどんな共通点があるだろう?

違う色同士を混ぜた後どんな色になったかな?