レモン・備長炭をつかった電池実験の試しかた

今回は、2025年9月28日に新宿コズミックセンターにて実施の「台所でつくる自作電池 〜色が変わる紅茶を添えて〜」で行った実験を紹介していきます。
当日配布した資料はこちらから!
まずは、レモンを使った電池の紹介です。
レモンにアルミと銅を刺すだけで、なんと電池になるらしい…!のです。

光るらしい…のですが今回は一個では光りませんでした。
おもちゃの乾電池をたくさん繋げるのと同じように、どうやら数個、十個近く繋げないとうまくいかないようですね。
次は備長炭という炭でも同じことをしてみます。
備長炭のまわりに塩水を染み込ませた紙を巻き、その上にアルミホイルを巻きます。
すると、炭が+極、アルミが-極になります。

これも一個では光りません、、、
二つ繋げてみましょう。

光りました!!
↓4つつなげると、もっと光ります↓

Q. 単三電池と同じ明るさになるのは、どれくらい繋げた時でしょうか…?
ぜひ試してみてくださいね。
電池というのは、塩水など電気を通しやすい液体に、「溶けやすい」金属と「溶けにくい」金属をつなげると作れます。
その仕組みを少しでも感じていただけると幸いです。
追記:おまけで、バタフライピーティーというお茶を使って、酸性/アルカリ性で色が変わる実験も実施しました。
ムラサキキャベツで同様の実験を行ったものは、下にリンクがあります。

簡単にはなりますが、どれもご自宅でお試しいただける実験です。よければ試してみてください。


