「偏光板ステンドグラス」をつくろう

この記事では、偏光板ステンドグラス作成キットの作成方法についてご紹介していきます。
ちいさなお子様はおとなの方といっしょに作ってください!
(お手元に本サークル作成の偏光板ステンドグラス作成キットがない場合でも、似たような材料を用いて作成することは可能ですので、是非お楽しみください!)
突然ですが、ステンドグラスと聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

教会の窓のような、光にかざすとカラフルに輝くガラス。
きれいだけど、ちょっと特別なものですよね。
実は、身近な「セロハンテープ」を使って、その輝きを再現できるんです。
普通に見るとただの透明なテープ。
でも、「偏光板」という板ではさむと……?
さあ、一緒に偏光板ステンドグラスを作ってみましょう!
〈材料〉
〔キットに入っているもの〕
・偏光板(2枚)
※両面に保護フィルムが貼ってある場合があります。はがしてからご使用ください。
・プラ板(3枚)
・クリップ(2個)
・ゼムクリップ(2個)
・見本の絵(1枚)
〔用意が必要なもの〕
・セロハンテープ
・はさみ(カッター)
・油性ペン

※偏光板は、テレビやスマホに使われている板です。詳しくは解説を見てね!
〈作り方〉
【レベル1】
まずは、絵を描かずに色がつくことを確認してみましょう

1.偏光板2枚とプラ板1枚を取り出す。

2.プラ板の上にセロハンテープを適当に貼る

3.プラ板を偏光板2枚で両側からはさみ、どちらかの偏光板を回転させる。

どうですか?色がついて見えましたか?
セロハンテープの重ねる枚数や方向によってさまざまな色を作ることができます。
色々試して世界に一つだけのオリジナルステンドグラスを作ろう!
【レベル2】
次は、絵を描いて、セロハンテープで色を塗ってみましょう

1.偏光板2枚とプラ板1枚を取り出す。

2.プラ板の上に描きたい絵の輪郭を書く。

※見本の絵を参考にしてみてもよいでしょう。
3.貼る枚数や向きに注意して、はさみ等で形を整えながらセロハンテープをプラ板に貼っていく。
4.プラ板を偏光板2枚で両側からはさみ、どちらかの偏光板を回転させる。
ちなみに、この記事のトップ画像はこの記事を書いている私自身が作成したものです。実はあるアルバムジャケットから着想を得てデザインしました。
好きなものからヒントをもらうと、創作がぐっと楽しくなります。
みなさんも、お気に入りのイラストなどを使って、ぜひ楽しみながら作ってみてください!
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作品が完成したら、クリップやゼムクリップを使い固定しましょう。

〈解説〉
1. 光は「いろいろな向き」にゆれている
太陽や電気など普段私たちが見ている光は、実はいろんな方向へユラユラとゆれながら進む「波」なのです。
2. 偏光板は「細いすき間」
偏光板には、目に見えないくらい細かくて、決まった向きの「すき間」があります。あちこちにゆれていた光も、この板を通ると、すき間と同じ向きのゆれ方だけしか通れなくなります。この「ずれ」

3. セロハンテープは「光の進み方」をかえる
セロハンテープには、通り抜ける光を「速く進める波」と「遅い波」の二つに分けるという特殊な性質があります。
1枚目の板を通った光がテープに入ると、この二つの波に分かれて進み始めますが、出口にたどり着くタイミングにわずかな「ずれ」が生じます。この「ずれ」の大きさは、光の色によって変わるため、出口では色ごとにバラバラな状態で出てくることになります。

4. 光の「ずれ」を鮮やかな色へ
最後に、2枚目の偏光板を重ねてゆっくりと回転させます。すると、テープによって生じた「到着のずれ」の影響で、特定の色だけが強調され、2枚目の板を通り抜けるようになります。
板の向きを変えるたびに、その向きにぴったり合う「ずれ方」をした色が順番に通り抜けていくため、見える色が次々と変わるのです。
この仕組みにより、テープの重なりや向きに応じて、鮮やかな色彩がステンドグラスのように浮かび上がるのです。


